5分映像作品部門Aブロック選考通過作品
■ 作品タイトル
「人間関係 Human Relations」
■ 作品コメント
人間関係とはこの世の最大の問題で永遠のテーマ。
人類が生まれ、人間関係は大抵の人にとって、悩みのネタであり何らかの問題である。
人はいくら言葉を使っても理解しあう事が難しい。対話は、人間の内部で起きているから。
だから私たちは踊る事により対話しあう、そこから生まれる新たな関係
私たちは踊る事で共感しあう。。争いのない世界へ
■ 作品情報
振付:NORI
撮影・編集:Ari
衣装:maya
音源編集:nouseskou
出演:hanabi、yu-ri、sakino、miyu、Noa、ayaka、ruka、saya、shuka、yura
使用楽曲:「Merry Christmas Mr.Lawrence」/Sakamoto Ryuichi
■ 作者プロフィールページはこちら

◆ 審査員コメント

ダンス作品としての完成度がすでに非常に高いので、そういった場合に映像作品にするためにはどうすればいいのか、という正解を見せてもらった気がしました。ロケーション、ライティングを重視し、撮り方はダンスそのものを活かすために引き絵を中心に極力シンプルに。そこに飽きさせないための寄りの絵と変化をほどよくつけていく。意図がぴったりはまっていて気持ちよかったです。

素晴らしかったです! 振付、メッセージ性、選曲、作品としての着地点、ダンス作品映像という点では、どこをとっても断トツのレベルだったかと思います。

少し無理に5分に合わせた印象もあり、もう少しコンパクトにまとめられればもっと良い作品になるのではないかと想いました。

世界観、表情、ダンス、映像、すべての統一感が一つの長編映画のようでした。素晴らしいです。

内容が面白いと思いますが、コンセプトに関わる色味が統一調整がもう少し工夫すればもっとよいものになったと思います。カメラと人物間にコミュニケーションをもっと感じたかったです。

パフォーマンスとしてのダンス力と構成力は抜群に素晴らしかったです。繊細な振付にアクロバティックなムーブ、絡み合う構成展開に引き込まれ、時折動きにつれて舞う土埃が印象的でした。パフォーマンス力が素晴らしかった分、逆に「もっとこの作品をより良く映像として効果的に見せる方法があるのでは?」と撮影・編集技術に可能性を感じ、またこの作品を違った撮影と編集で見てみたいと思いました。