ストリートダンスと良く聞く言葉だけど、一体どんなダンスなの?と今更人には聞けないってことあると思います。簡単にいうと主に路上で踊られていたのが名前の由来で、ストリートダンスには様々なジャンルが存在します。
この記事ではストリートダンスの歴史やどのような種類があるのか、有名なダンサーなど細かく解説していきます。この記事を最後まで読むことでどんなダンスなのか知ることができ、初心者が踊るための基本なども解説しているので参考にしてください。
ストリートダンスとは?
ストリートダンスとは、ストリート発祥のダンスのひとつです。ジャンルも様々で個人によってもダンススタイルが異なり、日々進化をしているダンスではないでしょうか。
ストリートで発祥した色々なダンススタイルをまとめたものが、良く耳にするストリートダンスということです。ストリートダンスのジャンルは代表的なもので、ロックダンス、ブレークダンス/ブレイキン、ポップダンス、ヒップホップダンス、ハウスダンスなどがあげられます。
ストリートダンスの歴史
ストリートダンスは1920年頃にブラックミュージックで踊られていたのですが、黒人に対しての人種差別により世間からは注目されることがありませんでした。しかし1960~1970年頃になると、黒人向けの『SOUL TRAIN(ソウル・トレイン)』という番組が放送されるようになったのです。
ドン・コーネリアスという世界的にも有名な番組プロデューサーが、自ら司会を務め全米で放送されていました。ジェームス・ブラウンやジャクソン5といった有名なアーティストをゲストに迎え、その中のダンサーが踊るコーナーが話題となりブームになりました。
ソウル・トレインの影響を受けた音楽や映画を見ていた人たちは、流行に乗っかりストリートで踊るようになったとされています。そんな人気ある番組で踊るには、番組のオーディションに合格しなければ出演することができませんでした。
そこでオーディションを通過するために貧困だったアフリカ系アメリカ人は、路上でダンススキルを磨き合っていたと言います。路上で踊っていることからストリートダンスと言われるようになり、スキルを磨き合ったことで様々なジャンルが生まれるきっかけになったそうです。
ストリートダンスの種類
ストリートダンスは3つの分類に分けられます。
- ・オールドスクール
- ・ミドルスクール
- ・ニュースクール
に分類された中に、様々な種類に分けられています。ストリートダンスの種類を順番に説明していきます。
オールドスクール
オールドスクールとは1970~80年代に生まれたストリートダンスを指し、5つのジャンルに分けられています。
- ロックダンス
- ソウルダンス
- ワックダンス
- ブレイクダンス/ブレイキン
- ポップダンス
の5つがオールドスクールのジャンルになり、それぞれどのようなダンスなのか順番に説明していきます。
ロックダンス
ロックダンスとは、音楽の『Rockミュージック』で踊るものだと勘違いする方も少なくありません。実は「Rock」ではなく『Lock』であり、鍵を掛けるという意味合いがあります。
ロックダンスはスピーディーな動きやコミカルな動きから、突然ピタッと鍵を掛けたように止まる特徴的なダンスです。 ロックダンスで使われる音楽は、主にファンクやソウルミュージックで踊られることが多いように感じます。
- ・トゥエル
- ・ポイント
- ・ロック
- ・クロスハンド
- ・スクービードゥ
などの技があり、ロッキンやロッキングとも呼ばれるオールドスクールの代表的なジャンルのひとつです。
ソウルダンス
ソウルダンスはソウルミュージックに合わせて踊るダンスのことを指します。ストリートダンスと呼ばれるきっかけにもなった「ソウル・トレイン」の番組で、『ソウル・トレイン・ダンサー』が披露していたダンスがソウルダンスと呼ばれていました。
ソウルミュージックは別名R&Bと呼ばれ、アフリカ系アメリカ人のミュージックをそう呼ぶようです。リズムが似た音楽全てR&Bと言われ、様々な音楽が誕生しています。
アメリカのソウルダンスと日本のソウルダンスは少し違い、日本ではステップなどにアレンジを加えたものが多く『和製ソウルダンス』とも呼ばれています。
- ・モンキーダンス
- ・チキン
- ・ツイスト
- ・ポップコーン
などがあり、ヒップホップの原型とも言われています。しかしソウルダンスはひとつの枠組みではなく、ソウルミュージックで踊るダンス全般を指しているようです。
ワック/パンキング
ワックとは腕を鞭のようにしなやかに高速で振り回したり、ポージングや腕を巻きつける動作などが特徴のダンスです。今でこそワックは女性が踊ることの多いジャンルですが、ゲイクラブから生まれ男性(ゲイダンサー)が踊っていたジャンルだったんです。
当時のワックはマドンナなどの女優の動きや、ミュージカルなどの動きを真似たダンスで表現をしていました。そのため初期の頃はポージングが多いダンスでしたが、次第に腕を巻き付けるトゥエルを使った動きに進化していきます。
ゲイダンサーのほとんどがバレエやジャズを踊っていたため、華麗なターンやしなやかな動きも取り入れられ現在のワックの動きになっています。
- ・縦・横トゥエル
- ・頭前・後トゥエル
- ・ワックアタック
- ・デフラワー
などの腕を使った動きが多く見られます。ゲイ差別的な呼び名のパンキングや、差別を避けるためにワッキングと呼部など、人によって呼び名が異なるようです。
ブレイクダンス/ブレイキン
ブレイクダンスとはヒップホップカルチャーの中のひとつで、銃を使ったギャングの抗争をダンスバトルに用いたことで発展したと言われています。クルクルと回るウィンドミルなどの技を思い浮かべると思いますが、ブレイクダンスは『エントリー』、『フットワーク』、『パワームーブ』、『フリーズ』の4要素で成り立っています。
- ・アップロック
- ・6歩
- ・ウィンドミル
- ・片手倒立
などがあり、ダンスバトルやコンテストなどで競われることが多いジャンルです。2024年にはパリオリンピックでも正式競技として採用され、ダンスがスポーツとして認められました。
日本のブレイックダンサーは世界レベルで、今後ますます目が離せないジャンルと言えるでしょう。
ブレイクダンスの記事はこちら↓
ポップダンス/ポッピン
ポップダンスとはポップ(筋肉を弾く)という意味があり、ヒットやウェーブなどの動きが特徴的なダンスです。大道芸などのパントマイムや、ロボットダンスにも似た感じといえばピンとくるのではないでしょうか。
ポップダンスは主に『ブガルー』、『アニメーション』、『ポップスタイル』、『ロボットダンス』などに分類されている。手・胸・足などのヒットに加え、体の各部分を別々の動きで踊るのが特徴的なダンスではないでしょうか。
- ・ヒット
- ・ウェーブ
- ・ロール
- ・ムーンウォーク
などの技があり、スローモーションやバイブレーションを使った人間離れした動きで表現をします。他にも各部位を別々に動かしながら、ポーズのところで筋肉を弾くなど様々なスタイルがあるのも魅力のひとつです。
ミドルスクール
ミドルスクールとは1980年代半ばから90年代を指し、オールドスクールとニュースクールの間といえます。ミドルスクールでのジャンルはニュージャックスイングがあり、どのようなものなのか説明していきます。
ニュージャックスイング
ニュージャックスイングはヒップホップダンスのひとつで、ニュージャックスイングのミュージックに合わせて踊るダンスです。ニュージャックスイングのダンスは、アップテンポなリズムでステップを主体としたシンプルな振り付けが特徴的といえるでしょう。
- ・リーボック
- ・ランニングマン
- ・ロボコップ
などの技があり、ダンス甲子園などのテレビ番組で人気が急増しました。現在のヒップホップダンスの基本もニュージャックスイングがベースとなっています。
日本でのダンス人口を急増させたジャンルといっても過言ではありません。
ニュースクール
1990年以降をニュースクールとし、1990年以前をオールドスクールと呼ばれている。オールドスクールでのダンサーは不良や犯罪者といった印象が持たれていたが、ニュースクールでは純粋にダンスや音楽を楽しむための新しい時代が作られました。
その中でヒップホップやハウスダンスといったジャンルがニュースクールにはあり、それぞれどのようなものか順番に説明していきます。
ヒップホップ
ヒップホップダンスとは、ヒップホップ音楽に合わせてアップやダウンのリズムに合わせて大きく体を使って踊るダンスです。ストリートダンスの中でも代表的で、ダンススタイルは特に決まりはなく色々なジャンルの要素を取り入れたダンスです。
絶対にこのように動くなどの間違いはなく、どんな人でも楽しく踊れるのがヒップホップダンスです。そのため子供からお年寄りまで楽しく踊れるのも特徴的です。
- ・クラブステップ
- ・スライド
- ・スポンジボブ
- ・ポップコーン
などの技があり、他にもランニングマンやチャールストンといった他のジャンルでも使われている技もあります。ヒップホップは新しいスタイルや動きが時代と共に変化し、ストリートダンスの代表的なジャンルとして様々な人に愛されています。
ハウスダンス
ハウスダンスとは、ディスコなどのクラブミュージック(ハウスミュージック)に合わせて踊るダンスをいいます。4つ打ちのリズムでテンポが早く、リズミカルに流れるステップを駆使したフロアーワークが特徴的です。
ハウスダンスは『ヒップホップ』、『カポエラ』、『サルサ』、『バレエ』、『ブレイキン』など色々なジャンルのダンスをハウスミュージックに合わせてフリースタイルで踊られてきました。様々なジャンルをミックスして踊られてきたことで、現在のハウスダンスのスタイルになったようです。
- ・ツーステップ
- ・サイドウォーク
- ・トレイン
- ・スワル
などのステップ技が多く見られます。フリースタイルで踊られるハウスダンスは、ストリートダンスのひとつとしてこれからも進化を続けるジャンルと言えるでしょう。
ストリートダンスを動画で知ろう
ストリートダンスの種類をざっと説明してきましたが、説明だけではどんなダンスかイメージできないという方もいるでしょう。そこでどんなダンスなのかYouTube動画を見てそれぞれのジャンルの特徴を見ていきましょう
ロックダンス
ロックダンスの醍醐味は、リズムに合わせてコミカルに動き突然体を静止させるロックポーズではないでしょうか。見ていただく動画は『SUPER STRONGSTYLE 2021 LOCK DANCE CREW BATTLE』になります。
チーム対抗のバトルは個人であったりチームの連携など様々な技で競い合うので、これぞロックダンスといった動画になっています。
ソウルダンス
ソウルダンスは、R&Bのミュージックに合わせてなんともいえないリズムで踊られていました。ロサンゼルスのテレビ番組『ソウルトレイン』で踊られていたのがきっかけで、ソウルダンスが誕生しました。当時の番組の映像がyoutube動画にありましたのでご覧ください。
見ているだけで一緒に踊りたくなる独特のステップは、ストリートダンスの原点とも言われています。
ワック/パンキング
ワックは腕を鞭のように振り回したり巻き付けたりや、ターンやポージングなどをするダンスです。現在では女性に人気のダンスですが、男性(ゲイダンサー含む)も踊れるかっこいいダンスとなっています。
女性はしなやかで迫力ある踊りに対して、男性は力強くしなやかに踊るなど性別でも見せ方が変わってきます。どちらのダンスもこれぞワックという動画になっています。
ブレイクダンス/ブレイキン
ブレイクダンスは、フロアーでのステップや床でのアクロバティックな技など観客を魅了してくれます。男性・女性関係なく世界で活躍するダンサーは数多く、2024年のパリ五輪の代表選手にも期待が寄せられています。
動画は個人技やチームでの構成技など、ブレイクダンスの魅力を思う存分詰め込まれたショーケースになっています。
ポップダンス
筋肉を弾いて独特な表現で踊るポップダンスは、ロボットのような動きや人間離れした動きなど人々を驚かせるダンスです。動画はロールや各パーツを別々に動かすブガルースタイルと、スローモーションのようなコマ送りの動きをするアニメーションの分類のダンスです。
ポップダンスにも色々な分類があり、どれもクールでかっこいいダンスになります。
ニュージャックスイング
ニュージャックスイングはリズムやステップなどシンプルな踊り方で、日本でも一大ブームを巻き起こしました。ヒップホップダンスの分類に位置づけされ、基礎がしっかりしていないと踊れないと言われるくらいです。
動画は当時人気があった『スーパーチャンプル』の番組で、「ニュージャックスイングナイト」と題してダンスを競い合っていました。
ヒップホップダンス
早い曲調で軽快に踊るヒップホップダンスは、様々なジャンルの技を組み合わせて踊るなど自由度の高いダンスです。ダウンやアップのリズムであったり、早い動きやゆっくりした動きなど好きに踊れます。
動画はポップダンスやロックダンスなど、様々なダンススタイルを取り入れたダンスです。ジャンルが違うんじゃないという声も上がるかもしれませんが、これがヒップホップダンスの特徴です。
ハウスダンス
音楽に合わせて素早いステップやフロアーワークが特徴的ですが、アクロバティックな技を入れるダンサーも多くいます。動画ではブレイクダンスやジャズなどの要素も取り入れており、女性のしなやかさや男性の力強いステップなど注目して欲しい部分が沢山です。
シンクロした動きやコンビネーションなど、ハウスダンスの魅力満載の動画となっています。
ストリートダンスの有名人
ストリートダンスには様々なジャンルがあり、その中でも世界で活躍するダンサーは数多くいます。沢山いるダンサーの中から厳選して3人紹介させて頂きます。
Sigekix
2024年パリオリンピックの新競技『ブレイキン』の代表候補として、注目が集まるトップクラスのダンサーです。2022年1月23日に行われた全日本選手権で2連覇を達成し、オリンピック代表候補に名乗りをあげています。他にも2020年にRED BULL BC Oneでの最年少優勝を飾るなど、数々の大会でその名を轟かせています。
彼は音楽を聴くことを大事にしており、激しいパワームーブをやりながらも「バンッ」と音がなると綺麗にフリーズを入れてきます。自由自在に体全体を使って繰り出されるパワームーブは見応えあり、普通の人の1.5倍ものスピードで技を繰り出しているそうです。
そんなパワームーブを繰り出すためのスタミナも豊富で、インターバルが少ないバトルの大会でも最後まで全力を出し切ってくれます。バトルはどんな音楽が流れるかわからないのですが、彼はすぐにリズムをつかみアドリブで踊る能力はピカイチと言えるでしょう。
AMI
RED BULL BC Oneの初代女王B-Girlの頂点に君臨しました。2024年のパリオリンピックの代表候補としても名前が上がっており、日本を代表するストリートダンサーのひとりです。
フットワークがキレッキレなのに、スムーズにパワームーブに繋げる技術は驚きを隠せません。その上にクールにかっこよく踊る姿に心を奪われてしまいそうになります。
本人もクールでクリーンなダンスが最も大事で、彼女の考え方がそのままダンスに現れているといっても良いでしょう。子供の頃はヒップホップを習っていて、難しい技などもすぐにできるようになっていたといいます。
しかし達成感などのやりがいをあまり得られずにいたそうで、小学5年の時にたまたまブレイクダンスを見て興味を持ったそうです。きっかけはウィンドミルに挑戦したいということから始まり、技を取得することに達成感がありのめり込んだと言われています。
もともとダンスの素質があった彼女なので、すぐに頭角を表し数々の大会で優勝を収めるようになったそうです。
上野隆博
アメリカのアポロシアターで、前人未到の9連覇(無敗)をダンス部門で獲得したダンス界のレジェンドです。あのマイケルジャクソンも超える活躍で、殿堂入りを果たした実績を持っています。
上野隆博がダンスを始めたのは大学入学後というから驚きを隠せませんが、何歳からダンスを始めても遅くないということを証明してくれています。ダンススタイルはストリートダンスを軸に、コンテンポラリーやパントマイムなどを融合させて作り上げた独特のスタイルです。
オリジナリティー溢れるダンススタイルをマドンナが見つけて、専属でワールドツアーのダンサーに抜擢されるなど魅力溢れるダンサーです。バックダンサー以外にもコレオグラファーとして、数々の実績を残しマドンナのアルバムでも演出・振り付けを日本人で唯一彼が担当したこともあり驚きを隠せません。
日本のみならず海外で日々活躍し、日本を代表するストリートダンサーのひとりと言えるでしょう。
ストリートダンス初心者の基本
ストリートダンスを初心者が踊るためにどうしたら良いか?と悩むことがありますが、まずは基本を押さえて練習することです。ダンススクールに通うこともストリートダンスを踊るために大事になりますが、まずは基礎となる3つを覚えておくことが大事になります。
リズムトレーニング
ダンスを踊るために必要なのが、アップやダウンのリズムが必要になります。リズムがないと音楽に合わせて踊ることが難しく、振り付けなどの動きもぎこちなくなってしまうでしょう。
アップやダウンのリズムができるように、音楽を体で感じながら練習するようにしましょう。音楽を聴くということを大事にし、リズムを体で感じることができるようになればダンスを踊ることができるようになります。
そのためにまずはリズムトレーニングをしっかりと練習し、リズム感を養うことが肝心です。
アイソレーション
アイソレーションとは首・肩・胸・腰・腕などの各部分を部分的に動かす動作を指します。ダンスの技や振り付けには複雑な動きがあり、体の動かし方を理解していないとうまく踊ることができません。
各部分を前後左右に順番に動かせるようになると細かな動きも可能になり、自由にそしてスムーズに体を使うことができます。ストリートダンスを踊るためにはとても大事な基礎となるので、ダンスを始める前にも後にも毎日練習をしておく必要があります。
体の動かし方を理解することで、色々な技の習得にも役に立つのでアイソレーションをしっかり練習しましょう。
基本ステップ
ストリートダンスには様々なジャンルが存在しますが、各ジャンルには基本ステップというものが存在します。基本ステップは様々な技に対しての基本となる部分でもあります。
基本ステップを飛ばして、応用のステップを習得することは厳しいと言えるでしょう。中には習得できる人もいるのですが、恵まれたダンスセンスを持ち合わせた限られた人ではないでしょうか。
背伸びをして難しい技にチャレンジするよりも、基本のステップから徐々に習得することでスキルアップしていきます。まずは基本のステップを習得し、動きを理解した上で上級の技にステップアップしてください。
まとめ
ストリートダンスはオールドスクール・ミドルスクール・ニュースクールに分けられ、ストリートで踊られていた比較的新しいジャンルになります。ストリートダンスと一括りにされていますが、その中に数多くのジャンルがあり、今現在でも日々進化を続けるジャンルといえるでしょう。
世界で注目される日本人ダンサーは多く、ストリーダンスの基本から学び練習を重ねることであなたも世界で活躍できるダンサーに成長できます。ストリートダンスに興味を持ったらまずは気軽に基礎などを練習し、ダンススクールに通うのも良いですね。
ダンスを通して年代問わず沢山の仲間ができるので、あなたもぜひストリートダンサーの仲間になりましょう。