ポッピンダンスを初心者が踊るために!歴史から基本動作まで詳しく紹介!!

テレビなどでタレントや芸人など、ロボットダンスといって踊っているのを見たことがあるのではないでしょうか。実はポッピンダンス(POPPIN)と呼ばれるジャンルで、ポップダンスやロボットダンスなどと呼ばれることもあります。

ダンススタイルの違いでロボットのように踊るアニメーションや、リズムに合わせて踊るブガルーなどのスタイルがあるからです。そんなポッピンダンスを初心者が踊るために歴史や特徴はもちろん、基本動作までこの記事では詳しく紹介していきます。

ポッピンダンスとは

ポッピンダンスとは、1960~1970年代に誕生したポッピン(POPPIN)の愛称で親しまれるストリートダンスのジャンルになります。ポッピンダンスの名前の由来は筋肉を弾くポップ(POP)という意味で、主に『ポップ(POP)』、『ポッピン(POPPIN)』、『ポッピング(POPPING)』と呼ばれることが多いでしょう。

ポッピンダンスにはヒット(筋肉を弾く)という代表的な技があります。技や動きが静止したと同時に腕・首・胸・足などの筋肉を弾いてヒットを打つスタイルが特徴的で、その他にロールやウェーブといった技もポッピンダンスの代表的な動きのひとつです。

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ポッピンダンスの歴史

ポッピンダンスは、1960~70年代にかけて発展したストリートダンスのひとつです。ロボットダンスやパントマイムが進化を遂げてポッピンダンスになったという人もいますが、エレクトリック・ブーガルーズのブガルー・サムによって生み出されたと言われています。

ブガルー・サム、ポッピン・ピート、スキーター・ラビットの3人で、『エレクトリック・ブーガルーズ』を結成したとされています。このエレクトリック・ブーガルーズのメンバーによって、ポッピンダンスの歴史を作り上げていくのです。

エレクトリック・ブーガルーズメンバー
  • ・ポッピン・ピート
  • ・スキータ・ラビット
  • ・ブガルー・サム
  • ・シュガー・ポップ
  • ・ジャジー・ジェイ
  • ・ミスター・ウィグルス
  • ・ショーン・ブーグ

ブガルー・サムは当時人気だった『The Lockers』や『Soul Trainダンサー』のダンススタイルが好きで、自分でも新しいダンススタイルを作りたいと考えていたそうです。そこでロックダンスをベースにしながらアニメーションの要素を取り入れ、チームのメンバーと全く新しいダンススタイルを作り上げました。

ポッピンダンスが有名になるきっかけとなったのは、『Soul Train』の番組や映画『ブレイクダンス』などの影響が大きいとされています。

日本でポッピンダンスを広めた人物

ポッピンダンスはどのようにして日本に広まってきたのか?と気になるところではないでしょうか。実はエレクトリック・ブーガルーズが何度も日本に足を運び、ポッピンダンスを広めていったとされています。

エレクトリック・ブーガルーズがポッピンダンスを広めていく中で、大阪のO.G.S(Oriental Gang Starz)やACKYなど様々なポッピンダンスのレジェンド達が生まれました。エレクトリック・ブーガルーズに代わり彼らが日本に浸透させ、現在のポッピンダンスが日本に広まっていったとされています。

ポッピンダンスの基本動作

ポッピンダンスの基本動作としてヒット・ロール・ウェーブの3種類があります。この3つの基本動作を組み合わせることで、ポッピンダンスを踊ることができるようになります。

他にもダンスの基本でもあるリズムやアイソレーションなども必要となりますが、ポッピンダンスの特徴的な動きの基本となります。

ヒット

ポッピンダンスの名前の由来ともなっている動作のひとつで、筋肉を弾くヒットがあります。腕・胸・足など様々な場所でヒットを打つことができます。

ポッピンダンスの基本中の基本となり、初心者が初めに覚える動作となります。リラックスした状態から、一瞬だけ筋肉を広げる感じで弾いてるように見せる技がヒットです。

ヒットを習得するには根気よく練習する必要があり、できないからと諦めずコツコツ努力する必要があります。

ロール

アイソレーションにも似た動きをするロールですが、軸を固定して胸なら胸だけを動かす動作をします。他にも胸と腰を別々の方向に動かしたり、ひとつの動作をしながらも各部位によって別の方向にロールをして行くのがポッピンの醍醐味です。

主に首・胸・腰・膝などを、軸を固定しながら各部位を回す動作をします。しっかりと軸を固定できていないと、アイソレーションの動きになってしまうので気を付けたいところです。

色々なところに力を使うので、腰のロールを行う際はダイエット効果も期待できるでしょう。

ウェーブ

ウェーブはポッピンダンスには欠かせない動きのひとつで、波が体を流れて行くような動作が特徴的です。ハンドウェーブやボディーウェーブなどの動きがあり、滑らかに動かせるようになるには沢山の練習を必要とします。

ハンドウェーブは上級者向きのウェーブで、比較的習得しやすいのはボディーウェーブになります。急いで体を動かそうとせずに、ひとつずつ動きを意識して動かすと体に馴染んできます。

ポッピンダンスには必要なスキルになるので、コツコツ練習を積み重ねることが必要です。

ポッピンダンスの種類を動画で知ろう

ポッピンダンスの種類は一般的に『ブガルースタイル』と『アニメーションスタイル』分けられることが多いです。しかし『ボッピンスタイル』や『ストラッティングスタイル』などのスタイルもあり、ポッピンダンスだけでも複数のジャンルが存在します。

それぞれのスタイルを順番に紹介していきます。

ブガルースタイル

ブガルースタイルは、首・肩・胸・腰・膝のロールを使いながらリズムに合わせた動きをするスタイルです。エレクトリック・ブーガルーズのブガルー・サムが考案したダンススタイルで、音楽やリズムに合わせることを最も重要視したジャンルになっています。

体の各部分を別々に動かす動作に加えムーブも軽やかで、脱力感からの突然のヒットは力強さを感じます。ブガルー・サムの動画を発見したので、レジェンドダンサーの素晴らしいムーブをご覧ください。


引用元:https://youtu.be/LaRywNL333c

アニメーションスタイル

アニメーションスタイルは、カートゥーンアニメや映画などに出てくるキャラクターなどの『不思議な動き』を真似て作られたスタイルです。機械音やコミカルな音楽に合わせてウェーブやバイブレーションなどの技を使い、スローモーションで動いたりヒットを打ったりと不思議な動きをします。

ロボットダンスと言うと馴染みがあるのではないでしょうか?チームのみんなで踊ると言うよりも個人でパフォーマンスをする方が向いているスタイルになります。皇帝心仙人の人間離れしたアニメーションダンスをご覧ください。

引用元:https://youtu.be/21jbGRScjZA

ボッピングスタイル

ボッピングスタイルとは、『ボッピン・アンドレ』がロボットダンスをさらに改良したスタイルになります。ロボットダンスは、ポッピンダンスが誕生する前に踊られていたダンスです。

エレクトリック・ブーガルーズとは別で、ボッピン・アンドレがオリジナルで作り上げたスタイルと言えるのではないでしょうか。そのため名前の由来はボッピン・アンドレの『ボッピン』をとって『ボッピングスタイル』となったと言うことです。

ボッピン・アンドレが機械のように踊る姿をご覧ください。

引用元:https://youte.be/ctQoVFqH1gU

ストラッティングスタイル

ポップのジャンルは個人で見せる踊りが多いですが、ストラッティングスタイルは集団で踊ることが多いスタイル   となります。個人でも踊ることもあるジャンルですが、動きがシンクロしたり前の人の動きを順番に真似したコンビネーションなどが特徴的です。

『メデア・シルカス』がこのスタイルの元祖と言われており、エレクトリック・ブーガルーズと同時期に活動していたとされています。そんな彼らのダンスと共に、ストラッティングスタイルはどのようなものなのかご覧ください。

引用元:https://youtu.be/WfFPFwMgbb8

ポッピンダンスが上手い有名人

ブガルー・サムなどのエレクトリック・ブーガルーズのメンバーはレジェンド級の踊りをします。メディアなどに出ている有名人の中にもポッピンダンスを踊っており、上手い人は沢山います。

BTSの『ジミン』や俳優の『窪田正孝』にFISHBOYなどが有名ではないでしょうか。それぞれどのような人たちなのか順番に紹介していきます。

BTS『ジミン』

K-POPアイドルの中でもダンススキルはトップクラスを誇るBTSのジミンですが、ダンスを始めたのは中学からとスロースターターだったようです。中学時代に習っていたダンスがポッピンダンスで、他にもモダンバレエや現代舞踊に加えストリートダンス全般を習っていたそうです。

そのためしなやかな動きからヒットする動きは、海外メディアからも注目を浴びるほどのスキルだったようです。各部分の体の動きも正確で、普段から納得するまで練習をする努力家でもあります。

そんなジミンですが、最近ではデビュー前のダンスをしている動画が有名になっています。ブガルースタイルで踊るポッピンダンスはロールからヒットまで精度が高く、中学からダンスを始めたとは思えないスキルっぷりです。

引用元:https://youtu.be/cHfRvLkSVUs

窪田正孝

高校時代にダンス部に所属しており、ダンススクールに通って習っていたわけではないようです。部活であるため顧問や生徒などに教わった部分が多く、半分は独学で学んだと思われます。

窪田正孝はEXILEのATSUSHIさんのファンで、ダンスを始めるきっかけになったのかしれません。ポッピンダンスのレベルはというと、メディアなどでも踊られていることが多く見たことがある方も多いのではないでしょうか。

ポッピンダンスの代表的な技でもある、ムーンウォークやサイドウェーブにハンドウェーブなど滑らかに決められています。

踊っている映像が見たい場合は、YouTubeなどで「窪田正孝」、「ダンス」で検索頂けると見ることができます。

FISHBOY

オリエンタルラジオの「中田敦彦」の弟としても知られており、ダンスの振付師などをされています。ダンスのプロリーグ『Dリーグ」で『サイバーエージェントレジット』のディレクターも務めており、様々な場所で活躍されております。

ダンススキルは数々の世界大会で優勝をする腕前で、特にダンスの世界大会最高峰『JUSTE DEBOUT』で優勝するほどのレベルです。軸がブレずに高速でロールの技を繰り出す姿は流石と言って良いでしょう。

完全に脱力しながらも次々に技を決められ、強弱をしっかりつけたダンススタイルは見習いたいものです。世界最高峰のダンスバトル映像がありましたので、その凄さをしばしご覧ください。

引用元:https://youtu.be/qv3OumieAw8

ポッピンダンスを始めるための基礎

ポッピンダンスを始めて見たいけど、どうしたら踊れるのって思っている人も多いはずです。そこで、初心者がポッピンダンスを始めるために必要な基礎を紹介していきます。

最低限抑えておきたい基礎になるので、もっと真剣に踊りたいと思っている方はダンススクールに通うことをおすすめします。

ヒット(腕)

ポッピンダンスでまず初めに覚えておきたいのが、腕のヒットになります。ポッピンダンスの基本中の基本で、腕の三頭筋あたりの筋肉を弾くヒットです。

腕のヒットの練習方法は腕に徐々に力を入れていき限界点が100%とすると、ヒットを打つためには一瞬で100%に力を入れなければいけません。力を入れただけではヒットにはならず、腕に入れた力が反発して跳ね返って元の脱力状態になるまでがヒットの動作です。

この一連の動きを一瞬で行うことで筋肉を弾く腕のヒットになります。慣れるまで時間がかかると思いますが、ポップダンスには欠かせない基本なので空き時間にコツコツ練習しましょう。

ヒット(胸)

次に覚えておきたいのが胸のヒットですが、良くアイソレーションの延長だと間違われることがあります。実際は胸を前に出すのではなく、大胸筋を強く弾いているのが正しい胸のヒットです。

胸のヒットの練習方法は、まず体の前で片方の手首あたりを掴んだ状態になります。その状態から内側に力を入れるようにすると、大胸筋が動くのを感じるはずです。

大胸筋が動いてる状態が胸のヒットになり、徐々に手を使わなくてもヒットができるように胸の動かし方を体に慣れさせていきましょう。コツを掴んでしまえば簡単にできるヒットで、ポッピンダンスの技などにも応用が効くので習得しておきたい基礎です。

ヒット(足)

足のヒットは、アップとダウンのリズムのふた通りがあります。腕のヒットと同じ位にポッピンダンスでは重要な基礎となるので、しっかりと練習が必要です。

足のヒットの練習方法は、初心者向けのアップのヒットを教えていきます。足を開いた状態で立ち、お尻を締めるように力を入れながら足に力を入れます。

足に力を入れることでヒットを打つことができますが、その場でたったままでやると難しく感じるでしょう。そこで左右に揺れながら交互にヒットを打つことで、スムーズにできるようになります。

そのままアップのリズムを入れながらゆっくり練習することで、アップの足のヒットができるようになります。ダウンのヒットは難しいので、アップができるようになってから練習するようにして下さい。

フレズノ

フレズノとは、横のリズムを取りながらヒットを行うポッピンダンスの基本的なステップになります。フレズノとはポッピン発祥の地の名前をとったもので、地名の名前ということになります。

フレズノの練習方法は、初めの頃は上半身とかはんしんに分けて行っていきます。上半身の軸を残したまま左右に重心を移動させていき、重心が移動しきったタイミングで手を前に伸ばします。

右なら右手・左なら左手を上げる感じで、上げたらヒットを打つように練習しましょう。次に下半身ですが、かかとの移動をしていきます。

右に重心移動をする場合は、左のかかとを右に右のかかとを右に順番に移動していきます。左はその反対で右から順番に左に移動させるだけです。かかとが移動しきったら足のヒットを打っていきます。

この2つの動作を一緒に行うことでフレズノになり、重心移動やヒットの練習になるのでリズムに合わせてコツコツと練習しましょう。

アイソレーション

アイソレーションは、ダンスの基本でもあり体の一部分を動かす動作になります。首・胸・腰を中心に前後左右動かしていきます。

アイソレーションの練習方法は、部位別に順番に前後左右分けて行うのが好ましいでしょう。体の軸を動かさずに右・後ろ・左・前と順番に動かしていきます。

最初はどうしても体に力が入ってしまうので、鏡を見ながらゆっくりでいいので練習していきましょう。必ず中心の軸を意識しながら練習することを忘れないで行うのが重要です。

ポッピンダンスでは様々な部分を細かく動かす動作が多く、アイソレーションはとても重要になるのでしっかり練習することが大事になります。

ロール

ロールは、首・胸・腰・膝と各部分に分けて前後左右に回していくポッピンダンスの基礎になります。胸と腰はアイソレーションと同じ動作になります。

ロールの練習方法は、首の場合であれば右に首を倒し次に前に倒し左に倒し正面に戻ってくると言った動きになります。投げれるように首を回していくことで首のロールが完成します。

次に膝のロールですが、前後と左右に分けて練習すると覚えやすいです。膝を前に出すときはかかとを上げ、後ろの場合はつま先を上げます。

次に内側に膝を曲げるときは外側の足を上げるように、外側に膝を曲げるときは内側の足を上げるようにしましょう。コツを掴んだら前から左右に回す練習をしましょう。

ポッピンダンスでは色々な技にロールが応用されるので、しっかりと練習して体に覚えさせておく必要があります。

ボディウェーブ

ボディウェーブは体を波のようにウェーブさせる動きになります。体のアイソレーションをうまく利用することで、簡単に行うことができる技です。

ボディウェーブの練習方法は、まずは上を向き下を向くと同時に胸を出します。胸を出したら胸を後ろに引っ込めて腰を前に出します。腰を引っ込めると同時に膝のロールを外側から内側にいくように行い、膝を落としていくと完成です。

下から上に行うときはこの逆の動きをすることで、上下にボディウェーブをすることができるようになるでしょう。なめらかに動くようになるまで、ゆっくりと練習をして下さい。

ハンドウェーブ

ハンドウェーブはボディーウェーブ同様で、手を波のようにウェーブさせる動きになります。指先からハンドウェーブをする動きもありますが、初心者の方は手首からの3段階ウェーブから練習していきましょう。

ハンドウェーブの練習方法は、まず腕をサイドに伸ばします。ぴーんと伸ばすのではなくリラックスした状態で軽く伸ばす感じで大丈夫です。

腕を伸ばした状態から右手の手首を曲げ、次に肘を上にあげながら手首を戻します。次に肘を戻しながら肩を上げ、右肩を戻しながら左肩を上げます。

肩を下げながら肘を上げ、次に肘を下げながら手首を曲げ最後に手首を戻すとハンドウェーブの完成です。

ダウン・アップのリズム

アップ・ダウンのリズムはポッピンダンスだけでなく様々なダンスに必要なスキルで、これからダンスを始める初心者には必要な基礎となります。

ダウンの練習方法ですが、まずは腰を落としながら猫背を意識して胸を後ろに引き状態を元に戻します。これをリズムに合わせて行っていくことでダウンのリズムをとることができるでしょう。

アップはダウンの逆で、上に上にいくような感じでリズムをとっていきます。膝を軽く曲げ膝が戻ると同時に、真上にリズムがいくような感じで行います。

リズムを感じることが大事で、しっかりとリズムが取れるように何度も練習していきましょう。音がずれたりしないように体に覚えさせることが肝心です。

ポッピンダンスが踊りやすい曲

ポッピンダンスの練習などをする場合でも、音楽がないと基礎や技など練習をするのにリズムを取りづらくなります。そこで大事になるのが選曲で、どのような傾向の音楽を聴けば良いのでしょうか?

ポッピンダンスはヒットを打ちやすい曲が大事で、アニメーション:テクノ・トランス・デジタルロックなどのビートが強い曲を使うことが多いジャンルです。音楽の曲調がしっかりした音楽や、機械音のような音が入っているとヒットが打ちやい傾向にあります。

一般的にジャンル分けすると、『ファンクミュージック』や『テクノミュージック』がポップダンスでは使われることが多いようです。他にも『ダブステップ』などのエレクトロな曲が入った音楽も人気のジャンルです。

ポップダンスのブガルースタイルやアニメーションなど、ジャンルでも使う曲は異なってくるので選曲は大事になってきます。ここではファンクミュージックとテクノミュージックのおすすめの曲を3曲ずつ紹介していきます。

ファンクミュージック

ファンクミュージックはブラックミュージックひとつで、16ビートのリズムで刻まれる『ファンキー』と同じ意味をもつ音楽になります。ハギレの良いリズムや何度も繰り返されるフレーズが特徴的な音楽です。

ポップダンスにとってはヒットを打ちやすく、リズムを取りやすいジャンルです。ファンクで代表するアーティストといえば、『ジェームス・ブラウン』でファンクミュージックの原型を作ったと言われています。

1980年代にファンクミュージックは衰退しますが、『ブルノ・マーズ』が参加する『マーク・ロンソン』の曲がきっかけでまた注目されてきているようです。そんなファンクミュージックはポップダンスを踊るために適した曲で、その中でもおすすめの3曲を順番に紹介していきます。

Roger『Maxx Axe』

『ロジャー・トラウトマン』の名曲で、1980年代のクラブミュージックでカッティングギターのイントロが有名な曲です。ジャズっぽい雰囲気のあるファンクミュージックで、リズミカルでノリの良い曲でヒットを気持ちよく決められる曲です。

曲は8分あるので、前半はフレズノやヒットなど、後半はリズムトレーニングなど分けることもできます。

引用元:https://youtu.be/oDXVYKghlvU

Dazz Band『Let It Whip』

ダズ・バンドのLet It Whipは、R&Bのランキングで1位を5週連続達成するなどの大ヒット曲です。ジャズをベースにした曲調に、ファンクやディスコなどのミュージックをミックスしたスタイルが魅力的なバンドです。

曲がかかると踊らずにはいられないほど、強烈なナンバーで気持ちも上がるのでポッピンダンスの練習にもおすすめの曲になります。

引用元:https://youtu.be/lCemjTAw7i0

Prince『Sexy Dancer』

プリンスが初めてファンクミュージックにチャレンジした1曲で、ファンクギターのリズムがクセになるおすすめの曲です。これぞファンクミュージックといった曲で、アップテンポなリズムで練習したい時に聞きたい音楽です。

リズムのテンポが一定で、ヒットの練習にも適しています。

引用元:https://youtu.be/-tWUlOt7V8l

テクノミュージック

シンセサイザーやドラムマシンなどの規則正しい四つ打ちが特徴で、ロボットダンスやアニメーションダンスなどに使われる機械音が特徴的です。テクノは『電子サウンド』、『ファンクの宇宙的スピリット』、『ハウスミュージックサウンドとデザイン』、『テクノロジーの可能性』の4つの要素を取り入れて組み合わせて作られたものです。

ポッピンダンスのアニメーションやロボットダンスなどに最適な音楽で、電子サウンドや機械音に合わせて人間離れした動きを表現できます。テクノミュージックのおすすめの3曲を順番に紹介していきます。

CHEMICAL BROTHERS『SURRENDER』

ケミカル・ブラザーズのアルバム『サレンダー』は1999年に発売された楽曲だが、その音楽は今現在も支持されています。ブレイクビーツをベースとして演奏される音楽に、ロックなどの要素を取り入れた『デジタルロック』と呼ばれる楽曲が特徴です。

このアルバムに収録されている全ての曲がポッピンダンスの練習曲に向いており、特にアニメーションダンスなど練習するのにおすすめの曲です。

引用元:https://youtu.be/fJjvDMqAjkQ

THE PRODIGY『THE PRODIGY THEIR LAW THE SINGLES』

デジタル・ロックを作ったと言われる『プロティジー』のベストアルバムです。数々の楽曲の中からヒットシングルを詰め込んだアルバムは、テンポが取りやすく音ハメなどがしやすい曲が魅力的です。

色々な楽曲があるので、その日の気分や練習する技などによって使い分けるのも良いですね。

引用元:https://youtu.be/eCMkYy9TJEA

underworld『born slippy』

イギリスのテクノミュージックの四天王とも呼ばれているアンダー・ワールドの楽曲で、『ボーン・スリッピー』は映画のサウンドトラックに収録され人気が出た曲です。ロック的なアプローチであるが、クラブミュージックのサウンドを壊さないように作られた楽曲のようです。

アップテンポながらもリズムを取りやすい曲調なので、ポッピンダンスの練習におすすめしたい一曲でもあります。

引用元:https://youtu.be/iTFrCbQGyvM

ポッピンダンスを初心者が踊るには?

ポッピンダンスを踊りたいけど、ダンス初心者が踊るためにはどうすればいいの?と困っているのではないでしょうか?そこでポッピンダンスの基礎はもちろんですが、ダンスを始めるために準備をすることを紹介していきます。

ダンススクール選び

独学でもポッピンダンスを踊ることは可能ですが、どこかでつまずいたりわからない部分が出てくると思います。そこでダンススクールに通っていると、インストラクターの先生に色々とアドバイスをもらうことができます。

その他にもダンス仲間などが増え、もっとポッピンダンスが楽しく好きになると思います。しかしどのようなダンススクールを選べば良いのか悩んでしまうと思います。

おすすめしたいダンススクールは、自宅から通いやすく基礎を大事にしてくれるところが良いでしょう。自宅から遠いいと通うのがめんどくさくなるからです。

基礎を大事にしないスクールは、生徒も成長できず伸び悩む人が多いからです。基礎は様々な技や動きに対して応用できるので、基礎をせずに技ばかりをレッスンで行うスクールはお金の無駄ということです。

まずは体験レッスンなどで様子を見て、自分自身にあったスクールに入会すると良いでしょう。

服装や靴選び

ダンスを踊るには服装から入ることで「ダンスをするぞっ」という気持ちになります。ダンスのジャンルによっても服装は様々で、ジャンルにあった服装を着ると同じダンスをしている人に気づいてもらうこともできます。

ではポッピンダンスの服装や靴はどのようなものを選べば良いのでしょうか?

服装

ポッピンダンスの服装といえば、エレクトリック・ブーガルーズが着ている『ズートスーツ』ではないでしょうか。しかし普段からスーツを着るは気が引けるという人は、スラックスにネルシャツといったスタイルもあります。

スラックスにパーカーなんてスタイルもポッピンダンスでは定番ではないでしょうか。サイズが少し大きめでダボっと着る人が多いですが、スキニーパンツでTシャツといったスタイルも最近人気が出ているようです。

他にも帽子やバンダナなどアイテムを差し込むことで、ポッパースタイルになります。

ポッピンダンスはムーブ系で足を滑らせる技が多くあり、ゴム底であまり滑りにくい靴は適しません。そのため滑りやすく軽い素材であるが、しっかりとした作りのシューズがおすすめです。

練習用であれば運動靴などでも問題ありません。しかし普段からポッピンダンサーとして気持ちを引き締めたい人には、『JADE』の紳士靴のようなスタイルの靴をおすすめします。

他にも「ポッピン/ダンスシューズ」で検索すると色々と出てくると思います。

 

筋トレ

ポッピンダンスを踊るにはある程度の筋力があると綺麗にヒットを打つことができ、軸がブレずにロールなどの動作をすることができます。そのためには体幹トレーニングや筋力トレーニングなどをする必要があります。

筋力がなくてもヒットやロールなどの技はできますが、筋肉を弾くという意味のポッピンなので筋肉があると尚良いでしょう。筋肉があることでヒットの強さも良くなり、ポッピンダンスをうまく見せることができるようになるでしょう。

 

まとめ

この記事では、ポッピンダンスの歴史や特徴などを紹介してきました。普段テレビで見ている人がポッピンダンスをやっていたなんて知らなかったなんて思ったのではないでしょうか。

ポッピンダンス初心者が踊るために必要な基本動作や準備を行い、ポッパーとしての第一歩を踏み出せるきっかけになれば幸いです。YouTubeなどの動画などを見ながら練習することも可能ですが、本格的に踊りたいと思っているのであればダンススクールに通うことも良いでしょう。

これからのダンスライフがより良いものであると共に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。