STAGE CONCEPT


再演≠ノ対する追求が日本のダンスシーンを変える!
―― なぜ新作≠ナはなく、再演≠ノこだわるのか!? ――



新しいダンス公演≠ニ聞くと、新作ダンスナンバーが次々と披露されるイメージの方も多いでしょう。実際に、今まで日本のダンス公演は、それがほぼ当たり前。再演公演≠ナも全体的なストーリーは同じで、ダンスナンバーは入れ替えるということが一般的でした。
しかし、その考え方を逆転! 再演ダンスナンバーをもとに、新たなる公演≠創るという、今までありそうでなかった企画が本公演です!
実はこの再演への追求≠ェ、日本のダンス文化に新たなる革命を生み出します!

消費される作品≠ゥら、
後世に残る作品≠ヨ。


音楽や絵画はもちろん、バレエ、ミュージカルなど、ほとんどの芸術文化は「作品」が認められ、広まることによって、初めてそのアーティストがレジェンド≠ニして後世に残ります。
マイケル・ジャクソンなら「スリラー」、ボブ・フォッシーなら「CHICAGO」、ゴッホなら「ひまわり」、チャイコフスキーなら「白鳥の湖」、藤子不二雄なら「ドラえもん」……といったように。
逆に「代表作」がないアーティスト、「代表作」がない芸術文化が後世に残ることは歴史上ほとんどありません。

しかし、今、ストリートダンスの市場は、ダンサーやコレオグラファー自身への着目ばかりが先行して、その人が創った作品自体≠ノ着目する概念がほとんどありません。人気コレオグラファーはいても、人気コレオグラファーの「代表作」という考え方はなく、ダンサーは常に新作を創り続けなくては成立しない状態です。
ダンスナンバーの再演≠ノ関しては、同じネタの使い回し≠ニいう否定的な考え方もあります。

もし、ストリートダンスを芸術文化≠ニして考えた場合、アーティストが創った作品が、まったく語り継がれない環境は、まだまだ不完全な状態でしょう。
ダンス作品のみ、毎回、新作ばかり創り続けなければいけない状態では、コレオグラファーは、いつか疲弊してしまいます。

逆に何か1つ! そのコレオグラファーのヒット作ともいえる「代表作」を創ることができれば、それを広げていける! そんな環境を補完すれば、日本のダンスシーンは芸術文化≠ニして、さらに大きな進化の道を進みます!

日本のストリートダンスにも
1つの作品に愛着と誇りをもって残し続ける概念を!


ヒットしている音楽アーティストには、必ず「代表作」というものがあり、ライブで、その曲が披露されるとオーディエンスから大きな歓迎を受けます。逆にいっさい新曲しか披露されないライブは、あまり一般向けではありません。
これは、パフォーミング・アーツも同じで、海外公演やロングランが行なわれる作品は、かならず「ヒット作」や「代表作」であって、新作≠ニいうことはありえません。

つまり文化を広げるためには1つの作品に愛着と誇りをもって広げ続けること≠熾K要不可欠! 現在のストリートダンス・シーンでは否定的なイメージがある再演≠ヘ、一般的な芸術・文化の世界では、とっても肯定的で名誉なことなのです!

ご存知のとおり、『Legend Tokyo』はコレオグラファー≠ナはなく、日本初のコレオグラフ作品≠フコンテストとして誕生しました。決してコレオグラファーの一時の名声を創ることが目的のプロジェクトではありません。結果的に優秀な作品を創ったコレグラファーは認められる≠ニいう逆転の発想です。
そのため、ダンスコンテストでは異例の「作品名」も重要な要素の1つとして評価され、今まで以上に作品≠ノ着目して評価する環境を実現しました。

しかし『Legend Tokyo』大会は、その性質上、コレオグラファーは毎回、新作を創って臨まなくてはいけません。
その結果、せっかく日本を代表するコレオグラファーが魂を込めて創りこんだ勝負作品が、1度きりの消費される作品≠ノなっているのも事実です。
過去2 回の大会によって、すでに競うことに勝ち、評価を得た作品は生まれています。次に必要なことは、その作品を、より広げること、伝えることだと確信できるでしょう。

「良作」は再演が繰り返される
ことによって伝説≠ノなる。


では、パフォーミング・アーツ作品が何度も再演でき、後世に残る環境を創るためには、どうしたらいいのでしょうか!?
バレエ、ミュージカル、伝統芸能などを観ると、ほとんどのパフォーミング・アーツは、別キャストによる再演を繰り返すことによってレジェンド≠ニして後世に残っています。

今、全世界で再演が行なわれている「BLUEMAN GROUP」や「STOMP」、そしてシルク・ドゥ・ソレイユなども、オーディションで選出されたメンバーが、作品独自の養成プログラムを経て再演を行なっています。
伝統芸能やクラシック作品に至っては、作者とまったく認識がない人間でも、何度もその演目を再演≠オています。

オリジナルキャストしか再現できない作品≠ヘ、もちろんカッコいいことです。しかしストリートダンスを芸術文化≠ニして広げる、後世に残す視点で考えた場合、その概念しかない状況では、まだまだ不完全。
レジェンド≠ェ振付け作品にこだわり、必ず公募で出演キャストを集める大きな理由は、そこにあります。

ダンス・エンターテインメントを日本が誇る芸術文化≠ノするために――。
各アーティストの「代表作」を生み出し、それを後世に語り継がれる芸術文化≠ノ変える。
それこそが本プロジェクトが目指すレジェンド≠ナあり、それを補完する次なる展開が『Legend NEXT』本公演なのです!




『Legend Tokyo』と『Legend NEXT』の違い

レジェンド≠ヘ、一時のコレオグラファーの名声を創ることを目的としたプロジェクトではありません。
新作を披露し、世間に認めてもらうための挑戦と創造≠フ環境が、『Legend Tokyo』。
『Legend Tokyo』で認められた「名作」を、広げて残すための環境が、『Legend NEXT』。




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