ダンスが上手い人の共通点とは?ダンスを上達させる6つの行動!!

ダンススタイルや考え方など人それぞれですが、ダンスが上手い人には共通した特徴があります。ただダンスを踊るだけではなく、色々なこだわりの中に隠された共通の行動が上手くなる秘訣と言えるでしょう。

ダンスが上手い人の共通点を踏まえた上でダンスを上達させる6つの行動をすることで、ダンススキルを向上させることができるでしょう。この記事を最後まで読んでどこが足りなかったか理解し、ダンススキルの向上につながれば幸いです。

ダンスが上手い人の共通点(特徴)

ダンスが上手い人にはどのような特徴があるのか?

上手い人の特徴
  • ・ダンスの基礎がしっかりしている
  • ・人が見ていない所で努力する
  • ・ダンスに自信を持っている
  • ・ダンスのことを普段から考えている
  • ・音楽のリズムを正確に表現できる
  • ・ひとつの動きに対しても妥協をしない
  • ・ダンスが心から大好き

ダンスが上手い人には上記のような共通点が存在し、普段からダンスに対して何らかの行動をしている人が多いです。どのようなことをしているのか順番に紹介していきます。

ダンスの基礎がしっかりしている

まず初めにダンスが上手い人が取り組んでいることは、基礎練習ではないでしょうか。ダンスが上手い人は、指先から足先まで全ての動きが正確で、綺麗に表現をすることができます。

基礎や基本的な動きを覚えておけば、難しい技でも基礎を応用したものがほとんどなので簡単に踊ることができるでしょう。コツコツと基礎練習をしているダンサーは、リズム感やダンスの動きに無駄がない表現力豊かなダンスを見せてくれます。

基礎がしっかりしていることで、振り付けに対しての迷いがなく自信をもって踊ることができるからです。

人が見ていない所で努力する

ダンスが上手い人に共通することは、人が見ていない所でも一生懸命努力をすることです。ダンスの動きに納得がいかなければ、1日何時間でも納得がいくまで練習を続けるでしょう。

今日よりも明日、明日よりも明後日と努力を惜しまず目標を持って毎日ダンススキル向上に励んでいます。ダンスが上手い人は負けず嫌いの人が多く、自分よりも上手い人がいれば負けたくないと必死に練習をする傾向が見られます。

誰よりも努力をしてダンススキルを磨き、努力した分だけ上手くなっていると言えるでしょう。

ダンスに自信を持っている

ダンスが上手い人は、自分自身のダンススキルに自身を持っています。ダンスに自身を持つことで、リラックスして踊ることができるばかりでなく、自分らしく踊ることが可能になるからです。

ダンスに自信がないと肩に力が入って動きが小さくなったり、動きが悪くなったりと上手く踊ることができなくなります。日々努力することで体が自然と動くようになり、ダンスに対しての自身につなげることができるでしょう。

ダンスのことを普段から考えている

ダンスが上手い人には、普段からダンスのことを考えている人がとても多いです。普段何気なく生活をしていても、突然アイデアが浮かぶとその場で練習を始める人もいるくらいです。

買い物をしていてノリがいい音楽や、自分の好きな音楽が流れると急に体が動きだす人も少なくありません。人との会話からでもダンスに結びつけ、会話をしながらでも小刻みに体を動かしてしまいます。

普段の生活からもダンスに触れ、ダンスのことを考えていることで自然と上手くなっていきます。

音楽のリズムを正確に表現できる

ダンスを踊る上で重要なのが、音楽を身体で捉えてリズムを正確に表現して踊ることです。ダンスが上手い人は聞いたことがない音楽でさえも、リズムを身体で感じることができ自然と踊ることができます。

ダンスはリズムがずれることで動き自体がぎこちなくなってしまい、振り付けを正確に覚えていても良く見えなくなります。まずは音楽を何度も聴いてリズムを捉える練習をすることで、自然と身体が動くようになるでしょう。

ひとつの動きに対しても妥協をしない

ダンスには基本的な動きがあり教科書通りに踊るよりも、ほんの少しの手の位置や動かし方によって個性を発揮することができます。間違ってはいけないのが、基本の動きを変えてしまうことではありません。

どんな角度や手の動きで上手く見えるか?などの独自のスタイルを見つけることです。ダンスが上手い人はひとつの動きにもこだわりを持っており、納得がいくまで何度も練習する程です。

ダンスが上手くなりたいと思っていても、難しい動きなのでなんとなくで踊っていると上達することはありません。ダンススキル向上を目指しているのであれば、少しのことでも妥協をせず納得行くまで練習しましょう。

ダンスが心から大好き

ほとんどの方に共通して言えることですが、心からダンスが好きということです。ダンスが嫌いだけどしょうがないから踊っている、という人はいないのではないでしょうか。

ダンスが心から好きな人は踊っている表情や仕草など、身体全体から伝わってきます。ダンスに対しての熱量は、ダンスを踊るだけで伝えることができるからです。ダンスをなんとなく始めたけどという人は、まずはダンスを大好きになることから始めましょう。

ダンスが上達する6つの行動

それでは初心者のダンサーが上手くなるためには、どのようなことをしたらいいのでしょうか?

ダンスが上手くなるために
  • ①人のダンスを観察する
  • ②音楽を聴く
  • ③結果をすぐに求めない
  • ④普段から基礎練習をする
  • ⑤体感トレーニングを忘れない
  • ⑥練習時間を増やす

上記の行動を普段の生活でコツコツ行うことで、ダンスのベースを作ることができるようになります。個人差はありますが、毎日持続して行うことでダンスは上達していきます。

①|人のダンスを観察する

ダンスを上手く踊るためには、人の踊りを観察することも重要です。自分自身の踊り方がどんな風に違うのか、手の動かし方や体の使い方、目線や立ち位置など事細かに観察することが大事です。

観察した上で動画を撮りながら一度踊り、どこが違うのか同時再生して見比べてください。見比べることで自分自身の欠点や改善点などに気づき、修正をしながらダンススキルを磨くことができます。

まずは人のダンスを観察して、自分自身のダンススタイルを見直すことも上達のための手段です。

②|音楽を聴く

リズム感を養うためには音楽を聴くことも大事になります。普段から音楽に触れていることで、自然とリズムを捉えることができるようになります。

音楽を聴く上で気を付けて欲しいことは、音楽を聞き流さないことが重要です。ただ音楽を聴いているだけでは、リズムを感じることが難しくなるからです。

できたら静かな場所で他のことは考えず、集中して聴くことから始めてください。音楽を聴く練習をすることで、自然と身体がリズムに反応して動けるようになります。

③|結果をすぐに求めない

地道に練習しているのに全然結果が出ないと嘆かれる方もいますが、結果はすぐには出るものではありません。ダンスを初めて10年がダンサーのスタートラインと言われているようです。

キッズ時代からダンスを初めていれば、物心つく頃にはダンス歴は10年以上になっていると思います。しかし高校や社会人からダンスを始める方には、10年なんて長いと感じるかもしれません。

結果を求めず日々コツコツと練習することで、2、3年もすればそれなりに踊れるようになっているのが現実です。プロを目指すのであれば10年を目標に必死に練習するのもいいですが、上手く踊れれば良いというのであればコツコツと練習すれば上手くなれるでしょう。

④|普段から基礎練習をする

ダンスが上手になりたいのであれば、普段から基礎練習をすることが大事になります。基礎は面倒だからかっこいい技を練習したい、今流行りのダンスだけを覚えたい思っているのであれば上達することは難しいでしょう。

どんなことにも基礎というものがあり、しっかりとした地盤作りをしないと直ぐに壊れてしまいます。ダンスも同じことが言え、基礎がしっかりできていないと踊ることも難しくなります。

自分自身が踊れていると思っていても、周りやダンス経験者からみると全然踊れていないと低評価を受けるでしょう。上手くなりたいのであれば、毎日の基礎練習は必ず行うことをおすすめします。

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⑤|体感トレーニングを忘れない

ダンスを上手く見せるには体づくりも大事になります。いくら基礎や技術を磨いても、体の軸がしっかりしていなければダンス自体にメリハリが生まれません。

そのためにしっかりと体幹を鍛え、ギリギリまで耐えられるタメを作れる体が必要になります。次の振りに行くまでのタメは、ダンスを上手く見せるためには大事な要素となるからです。

タメを作ることでダンスのキレが増し、より一層ダンスが上手く見えるようになります。

⑥|練習時間を増やす

ダンス練習の時間をある程度確保することも大事になります。普段の練習時間ではダンスが上手くならないという人は、今の倍以上の練習をする必要があります。

コツコツと毎日数時間練習するのも大事ですが、スキルアップしないのであればもっと練習する時間を増やす必要性があるでしょう。しかし闇雲に練習しても同じことなので、1日の目標に達する位は技術を磨いておきたいところです。

ダンスを上達させるためには、技の動きや基礎など身体に動きを覚えさせる反復練習が効果的です。

ダンスで意識すること

ダンスを踊る際に意識をすることで、上手く踊ることが出来るようになります。どのようなことを意識すればダンスが上手くなるか?

意識すること
  • ・自分のダンスにこだわりを持つ
  • ・動きを意識する
  • ・ダンスを楽しむ

上記の3つを意識することで、ダンスに対しての考え方が変わりダンスが上達していきます。

自分のダンスにこだわりを持つ

自分自身のダンスにこだわりを持つと言われても、初心者でどうすれば良いの?と思われるのは当然だと思います。そこで憧れのダンサーや、自分に合ってると思うダンススタイルを見つけてください。

ダンススタイルが見つかったら、そこから自分自身のダンススタイルになるように何度も研究し練習をしてください。納得がいくダンススタイルを見つけることで、ダンスを踊る際に自信を持って踊ることができます。

ある程度上達してきたら、コピーでの踊りから自分自身のダンススタイルに変えていくことが良いでしょう。こだわりを持つことでダンスに対しての意識が変わり、踊り方にもメリハリが出て上手く見えるようになります。

他のダンサーとも違う魅力で踊ることができるので、自分のダンスにこだわりを持つことが大事になります。

動きを意識する

ダンスを踊るためには全ての動きを意識することも重要です。動きを意識せず踊っていると、手を伸ばしていると思っても全然伸びていないことが良くあります。

手の角度や位置が少し変わるだけでダンスの見え方が全然違って見えるので、普段のダンス練習から意識することで無意識に身体を動かすことができるようになるでしょう。まずは基本的な動きから見直し、ひとつひとつの動きを意識して身体に覚えさせていきましょう。

焦らず時間をかけ練習することが、ダンス上達のための近道です。

ダンスを楽しむ

ダンスが上手い人は、ダンスを踊ることをとても楽しんでいる方が多いです。意識をするというよりも自然と楽しめるようになれば、見ている人も楽しくさせることができます。

楽しんでダンスをすることで次はどんな動きだったか、振りを間違えたらどうしようなどとネガティブな考えがなくなります。プラスな考え方で踊ることができるので、踊らされているのではなく純粋に踊っていると認識するようになります。

楽しくないのに基礎練習などできるわけがないので、ダンススキルの向上も見込めないでしょう。日々の基礎や振り付けなどの練習は大変な部分もあると思いますが、ダンスを楽しむということを忘れずにいてください。

ダンスが上手い芸能人

芸能界でもダンスが上手い人は多く、ダンススタイルなどを参考にすることができます。その中で筆者が上手いと思う芸能人を4名紹介させて頂きます。

他にもダンスが上手い芸能人は沢山いますので、参考までに見て頂けれと思います。

三浦大知

6歳頃からダンスを始めて、9歳で『folder』のメインボーカルとしてダンスに歌に活躍されています。和製の『マイケルジャクソン』とも言われており、ダンス界でも憧れるダンサーさんは数知れずレジェンド級の活躍です。

ダンススキルも一級品で、全ての動きに対して一切の無駄が感じられません。見るものを引き付ける歌唱力とダンススキルは真似できるレベルではありません。

そんな三浦大知のBackwards のダンスの振り付けレッスン動画が、本人のyoutube動画で見ることができます。レジェンドのダンススキルを、少しでも自分のダンスに反映させることができれば上手く踊れるようになれるでしょう。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=jF_mbAVMjFc

土屋太鳳

抜群の演技力で数々の映画やドラマに出演されており、女優として活躍されている土屋太鳳ですが実はダンスの実力も一級品なんです。ダンスは日本舞踊やクラシックバレエを幼少期から習っており、高校では創作ダンスも習っていたそうです。

女優ということもあり、ダンスの表現力はとても素晴らしいものがあります。ドラマ『チア・ダン』でもダンスを披露したり、『シーア』の『Alive』という曲で日本版のミュージックビデオに出演されています。

言葉にするよりも見ていただく方が早いので、ダンススキルをじっくり見てください。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Q6pTQd24iLs

窪田正孝

窪田正孝の演技力は人を引き込む力があり、『HiGH&LOW』の『スモーキー』の役は圧巻の演技でした。コメディーからシリアスな役までこなす窪田正孝ですが、EXILEに憧れて高校のときにダンスを始めたそうです。

そんな窪田正孝のダンスのスキルはというと、アイソレーションの使い方が上手くハンドウェーブなど滑らかに通すことができます。ポップダンスというジャンルなのですが、強いヒットや自由自在に体を滑らかに動かす技術は素晴らしいものがあります。

ムーンウォークやサイドウォークといった足技も、涼しい顔で簡単にキメてくるところはさすがです。『窪田正孝』『ダンス』とyoutubeで検索すると色々な動画が出てくるので、時間があるときに見てくださいね。

加藤諒

独特な演技で数々のドラマや映画に出演している加藤諒ですが、演技中にダンスを踊ることも多くキレッキレのダンスを披露しています。ダンス技術は本物で基礎だけでなく体幹もしっかりしており、タメやキレに加え柔軟性や強弱など自在に操ることができどんなダンスも涼しい顔で踊ってしまいます。

加藤諒のダンス技術が特にわかるのが、某番組のモノマネ番組で三浦大知の『Excite』を披露したときの映像です。歌は本人がそのまま歌っている感じでしたが、ダンスは細かい動きまで再現してきており本人そのものでした。

こちらも『加藤諒』、『ダンス』でYouTubeで検索すると色々なダンス動画が出てきます。

まとめ

ダンスが上手い人の特徴に、あなたはいくつ当てはまったでしょうか?当てはまらないからといって上手くなれないわけではなく、これから意識して練習していくことで上達していきます。

ダンスを上達させる6つの行動を実行し、ひとつずつ問題点を直していけば自然とダンスが上手くなっているでしょう。最初は意識して練習する必要がありますが、自然とスキルが身に付いてくることで無意識に行動するようになります。

毎日の積み重ねが、これからのダンス人生の宝になるでしょう。