5分映像作品部門・Bブロック選考通過作品
■ 作品タイトル
「Rainy day」
■ 作品コメント
昭和の雰囲気漂う「都電屋」でのオールワンカット撮影。
マスクやソーシャルディスタンスといった人との距離を再定義された今。
遠く離れた場所から「会いたい」を心に抱いて、夜行列車へ向かう2人を見て、大切な誰かを思い浮かべていただけると幸いです。
■ 作品情報
振付:mamiko、yuumo、KYOKO KITANO、NATSUKA、natsuko.、じゅりっこ
監督・撮影・編集:コトバタクミ
出演:おでぃ、yuumo、KYOKO KITANO、mamiko、NATSUKA、natsuko.、じゅりっこ、竹田望稔
助監督:KATOSHIN
衣装:KYOKO KITANO
空間装飾:竹田望稔(EveryOne)
制作スタッフ:土居美七海、佐藤香澄、岩城かのこ
使用楽曲:「Rainy day」 / おでぃ
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◆ 審査員コメント

長回しという技法が生きていましたし、選曲、振付、演じ方など、非常にバランスが良かったです。演劇的な良さが生きていて、作品としての演出が突出しているなと感じました。

上手く文面に表せないぐらい良かったです。
選曲、ストーリー、振付、演出、総合的にまとまっていて凄く見やすかったです。口笛や昭和な世界観や撮影場所など…
癖になってしまう要素も沢山あり、エンドロールを終え、また始めから繰り返して何度も拝見させていただきました。

あえてあの映像にしたと思いますが、もう少し映像美を追求すればもっと良い作品になると思います。

全体に漂うノスタルジックな雰囲気や色調が一貫していて作品の世界観に入り込みやすかったです。映像作品ながら演出方法が非常に演劇的で新鮮な感覚で見ることができました。ただ、ストーリーの表現として演技とダンスがやや分離してしまっているところが惜しかったです。また、最後のエンドクレジットも作品全体の長さに占める割合が多く長さを感じてしまうので、もう一捻りなにか演出を入れるか、短くするかなどされた方が読後感が良くなるのではと感じました。