本企画にご提携頂いた「KAAT神奈川芸術劇場」元支配人より
(※『Legend Tokyo Chapter.2』大会インタビューより抜粋)


新たな可能性を秘めたダンスシーンだからこそ、
消耗されない<Tイクルが必要。


 『Legend Tokyo Chapter.2』では審査員として参加させて頂きましたが、とにかく、どの作品もクオリティが高くて驚きました! 作品の規定時間が5分ということでしたが、とてつもなく濃厚な5分間をこれだけの数見ることができる――、それだけで既にエンターテインメントとして成立していると思いました! 既存のダンス≠ニいうイメージを壊すような、垣根を越えていく可能性を本当に強く感じました!
ただ、そこで同時に、ダンサーの作品創りに対する環境を整えていく必要性を非常に強く感じました。 エンターテインメントで気をつけなくてはいけないのは、新しいものばかりを追い求めて作品が次々に消費されてしまい、作り手が消耗していくサイクルになってしまうこと。これはすでに、いろんなジャンルで起こっています。
新たな可能性を秘めているダンスシーンだからこそ、作り手であるコレオグラファーを大事にして、いい作品であれば何度でも観れる機会を作る。そういった環境やサポートを我々が作っていかなければいけないと思います。
そうることによって、舞台パフォーマンスとしてのストリートダンス≠日本が世界をリードしていく、世界に発信していけるようなものになっていくと思っています!



蔭山 陽太
Profile
KAAT神奈川芸術劇場の2011年1月オープン時より2013年まで、劇場の支配人として自主事業や興業を統括。過去には日本が誇る大型芸術劇場であるまつもと市民芸術館≠フプロデューサー兼支配人を務め、数々の事業を担当。他にも、日本を代表する劇団である文学座の企画事業部長を長く務め、全国のほぼ全ての主要劇場に精通、まさに劇場の舞台空間を知り尽くす人物として知られている。





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